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ダイヤモンドの中心は、君

好きなもの:005「紙」

きのうは武道館のチケットを受け取るという名目でたくみくんのおたくとお茶してきました。席教えてもらってたんだけど、超超超悪い席のはずだったんだけど、実はサプライズで事前に聞いてた席とは全然ちがうお席のチケット渡されてまじ心憎い演出すぎてふるえたわ。いけめんかよ。
「いろんな子に(皿の現場で)『なんで○○さん来ないの><』って聞かれてごまかすの大変なんだからねッ!」ってぷんすかされて申し訳なさ感じつつ、相変わらず周りの人には恵まれてるなあって実感しました(´ω`)本当にありがたいことですネ。お誕生日プレゼントももらって感動しっぱなしのいちにちでした。久々にたくみちゃんのはなしいっぱいできて楽しかったなあ♡
でも、こんなわたしのことが好きな人間なんて相当な変態に違いないと言ったら「変態は嫌?」って聞いてきた彼女といい、こんなどうしようもない女のことをそんなに好きなんてくだらない男に引っかからないかぼくは不安です。^^
さて5つめ。紙が好きです。








わたしは己を紙フェチだと認識しております。
マニアじゃなくフェチという区分にいるなあと思うのは、例えば新商品をくまなくチェックする消費活動だとか、知っていることを増やそうとする知識欲は全くなくて、ただただ紙の手触りとか質感を見ることに喜びを感じるだけだからなんですけれども。
紙っていうのは、基本的には容れ物かインターフェイスとして使われます。
容れ物として使われる時、メインは中身であり、インターフェイスとして使われる時も、紙は媒体でありあくまでメインはそこに載せられる物です。
紙って、究極のサブ。
補佐、補助、補翼。
だからこそ、最高の気遣いは紙にあらわれると思っています。
誰か大事な人に手紙を書く時の、紙を選んでいる時って楽しい。
何か素敵なものを送るときの、箱を選ぶときも、紙の質感を確かめて嬉しい。
本の装丁も、小料理屋の盆に置かれた和紙も、差し出された名刺も、誰かが何かを思いながら選んでいる。
選んだものに、小さく模様を載せて、幸せを描く。
そういうことを考えながら、いろんな紙を眺めてる時間は至福のときです。
ユザワヤとか、東急ハンズとか、いろんな紙が売っているので楽しいですが、あちこち引き出しをあけて紙を触っていると割と不審者なので、紙の店に行くのがおすすめです。行きやすいのは神田と青山にある竹尾の見本帖。
あと個人的に場所の問題で家には置いてないけどこれ買うとほんとにいい。→ミニサンプル
このミニサンプル全部入りのやつとか、何時間でも見て触ってられる…。
ちなみにわたしが好きな紙はサーブルスノーホワイトとマーメイドのしろ藤です。マーメイドのスノーホワイトも好きだけどシンプルだからこそサーブルの手触りのほうが好き。変わり種だとクラウドが好き。
マーメイドのエンボス加工とか高級感ある使い方の定番ですよね。
文字は本で読むべきだとか、書籍は紙であるべきだとか、電子を批判する気は毛頭ございませんが。
でも、わたしは気遣いを載せて人から人へ持ち主の思いを受け継いでいくこの伝統が、やっぱりすごくせつなくて、うつくしくて。
熱さに燃えて冷たさに濡れる、わたしは紙が好きです。