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ダイヤモンドの中心は、君

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仕事仕事で慌ただしくしてたらこんなに遅くなってしまったけれど。

きっと世の中の15歳の中でもトップレベルに仕事仕事で忙しくしていた人が、ひとつ大人になりました。

いつの間にか10月31日はこの国でも特別な日として扱われるようになって、オレンジを中心にカラフルに彩られた街をみんなが笑顔で声を上げながら歩く日になって、でも10月31日は16年前から特別だった。

特別な人の特別な日。

井上瑞稀くん、お誕生日おめでとうございます。



瑞稀くんを好きになって、知ったことがたくさんあります。

それは数え上げれば安っぽくなってしまいそうだからひとつひとつを羅列することはしないけれど。

ただ共通していることは、瑞稀くんが教えてくれることはいつだって「可能性」ということだ。って。

可能性って、すごく力強い言葉に思えるけど、ほんとはこんなに頼りない言葉もなくて。

突然地球が壊れてしまう「可能性」

今すぐ自分がここから消えてしまう「可能性」

あした晴れる「可能性」

このテーブルに置いてあるマグカップが倒れて水が溢れてしまう「可能性」

ほら、たよりない。

でも、瑞稀くんは、ほんのすこしの可能性をこれでもかってくらいに、強く掴む。
短くても掴む。短ければ短いほど、自分が痛いのに、力が必要なのに、だから人は小さな可能性は見てみないふりするのに、そんなものはないように振る舞うのに、それでも瑞稀くんは可能性を逃さない。みのがさない。

15歳の、しかも私が観に行ったたった少しの夏と秋の間に、そんな姿を、たくさん見ました。
見た気がします、じゃなくて、見ました。

井上瑞稀は努力家である。これに反論する人はあまりいないのではないかな。
井上瑞稀はプロ意識が高い。これに反論する人もあまりいないのではないかな。

DREAM BOYSのことを語る雑誌の記事で、幾度となく瑞稀くんは「メンバーとの衝突」を上げました。それはどれも、舞台での振る舞いに対する、探究心が故に。

人はどうしても、孤独を恐れて足並みを揃えようとしてしまいます。
でも、どんな高みにも行ける人が待つことで遅れを取るのはとても悲しいことだと思う。

瑞稀くんは、諦めない。
自分以外の「可能性」も、決して。
関わる全ての「可能性」を信じている。


今まで、好きになった人のデビューを心から願ったことが一度もありませんでした。

でも、瑞稀くんの成功は願ってる。心から願う。

瑞稀くんを好きになって、アイドルを好きなことはとても楽しいことなんだって改めて解りました。
瑞稀くんは、楽しいも諦めない。


初めて瑞稀くんを認識した、瑞稀くんが9歳の頃から、瑞稀くんは私にとってずーっと世界一のダンサーで、それよりもっとパーフェクトなアイドルです。

もう16歳かあ。
「いつかの瑞稀くん」を思い出した時に、蘇る記憶がたくさん作れる1年になったらいいな。



瑞稀くん、16歳おめでとう。お誕生日おめでとう。
この日に瑞稀くんを思うことができて、とってもとっても幸せです。