龍之介くん16歳のお誕生日に寄せて

本日2020年4月19日は私の推しである宮本龍之介くんのお誕生日です。
おめでとう本当におめでとう。生まれてきてくれてありがとう。
龍之介くんに出会う前のわたしは苦しい時に何をよりどころにして、つらい時に何を思い出して笑ってたのかな。もう思い出せないくらい、龍之介くんに出会ってからのわたしは人生最良の時間を歩いている気がします。
15歳の龍之介くんが教えてくれたことはどれもかけがえがないものたちばかりだけど…何が特別好きだったかなって思うと、龍之介くんが「ぼくの健康法は笑顔でいること」って言ったのがすごく好きだったなあ。だからあんなに纏う空気がすこやかなんだなって思いました。
龍之介くんは周りの空気から全てが澄んでいて、とても綺麗。まだ生で観たことは2回しかないけれど、どちらも龍之介くんの立っている場所はとても純度の高い透明に思えた。川のほとりみたいな？うまくいえないけれど…浄化されていく感覚になったんだよね。人に対して思う「美しい」なんだけど、もう新緑とかそういうものを見てこみ上げてくる間隔に近いの。龍之介くんは人智を超えて美しいと、画面の前でも対面でも思う。
この前、龍之介くんに会った時から今までの間に、わたしたちの住んでいる世界は一変してしまいました。みんなが不安や怯えを心のなかに飼いながらなんとか懸命に生きています。わたしたちには想像ができないくらい緊迫した状況で必死に人々を守ろうと戦っている人たちがいます。
わたしにはなにができて、なにをするべきで、なにをしないべきなのか。わからないまま自分の仕事を淡々とこなす日々は、たまに叫びだしそうなくらい心を刺してきます。
龍之介くんは今、何をしていますか？始まる高校生活に向けて勉強や課題を頑張っているのかな、夏に延期になってしまったイベントに向けて自分で練習とかしてるかな、家族との時間を大切にリラックスしてるかな、龍之介くんがファンに向けてリアルタイムに生活を発信する手段がないので、わたしにはわかりません。
でも、龍之介くんに知っていてほしいなあって思うことは、毎日ジワジワと細かい棘が心に刺さってくるような日々でも、龍之介くんの笑顔を思い出したり、言葉や声を反芻したり、写真や映像を見たりすることで、わたしはなんとか自分を保って、龍之介くんがすこやかであるために行っている「笑う」ということができています。龍之介くんが与えてくれる力を栄養にしてわたしは今日も仕事をして、使うべきところにお金を使って、何とか社会に参加することができています。だから、というのも変だけど、龍之介くんはいつでも自分を万能だと信じていてほしいな。龍之介くんは、いつだってスペシャルな人なんです。
龍之介くんにまた会う日のために、と思えるから、わたしは日々を過ごせているよ。龍之介くんにも大切な何かがあったらいいな。
龍之介くんという人を知ってから、東京選抜だけで行われたイベントで龍之介くんを見るまで、わたしはずうっと龍之介くんを知らなかった3年間が悔しくてたまりませんでした。どうしてわたしはこの期間に龍之介くんを見ていなかったんだろうって、映像を見て楽しみながらもどこか苦しさのようなものもありました。
でも、イベントで屈託なく笑って、かっこよく踊る龍之介くんを見たら、もう大丈夫でした。
龍之介くんにすごく失礼なことを言ってたらごめんなんだけど、わたしは正直、昔の龍之介くんの映像を見て「龍之介くんのピークはここだった」って勝手に決めつけてしまっていたんだなって思います。
バトルボーイズの人気1位で、明らかに運営に推されていて、テレビにも映像にも絶対に龍之介くんはいて、っていう時代があって、今はだいぶ順位も落ちてしまっている現状だけを見て、ピークの時に知ってたかったって思ってしまってた。
イベントで見た龍之介くんは、びっくりするくらい「これからの人」でした。
センターで恋心を踊る龍之介くんは、雪解けの朝みたいにギラギラと輝いて、圧倒的に0番の人で、涙が出そうなくらい可能性のかたまりだった。この人についていこう、いちばん高いところ、見に行こう、そう思いました。
イベントで知った中には、龍之介くんの視野の狭さとか短慮なところとか、ちょっとやだなあっていう部分もあったんだけど、それも龍之介くんがまっすぐな証だなって思う。目の前のことしか見えてないのは、それだけ直線的に前を見ている証拠なんだよね。だったら、龍之介くんが前を見続けていられるように、周りを気にしなくて良いように、ファンが防波堤になれたらいいなあ、なんて思う。傲慢だけど、そう思う。
龍之介くんの「笑顔」がこれからもずっと守られますように。
その「笑顔」が沢山の人のもとに届きますように。
そして、数え切れない人たちの「笑顔」の前に龍之介くんが立つ日がいつかきますように。
龍之介くん、お誕生日おめでとう。大好きです。世界でいちばん。