2013年総括
まったく実感がありませんが、今日で2013年も終わりです。今年1年お世話になりました。
今年の3月、約4年応援していた子から中学3年生の男の子に急激にごろっと落ちて新しい世界に飛び込んだ時は、ちょっと出かけるだけのつもりでどうせすぐ飽きて戻るだろうと思っていたのですが全然そんなことはなくて。
知れば知るほどもっと深くまで覗きたいと思うし、覗けばまたそこに新しく道があって、今いる世界は毎日が発見と煌めきの連続です。
幸せな日々をありがとう。
というわけでざっくりまとめまとめ〜。2013年個人的たくみちゃん大賞を選出してみました。
ベスト現場部門♪
1位：皿 vsスラ "世界サラー級タイトルマッチ"東名阪QUATTROワンマンツアー
とうなはん(笑)。夢のような3日間でした。大阪から帰るバスの中であまりの寂しさに延々と泣き続けて目が溶けるかと思った^o^…
その中でも1つ選ぶとしたら、ダントツで名古屋の2部です。
DISH//側のコンディションだったりとか客側のテンションだったりとか、空気、熱量、温度、あらゆるものが味方についていた。というか、全てが完璧な量で組み合わさってケミストリーを起こした感じ。再現しようとして再現できるものじゃないんだろうなあと思います。匠海ちゃん、というかDISH//のTAKUMIのいつもは開かない扉が開いた公演だったと思ってる。ああ今日すごいな、って思ってた中で、アイキャンの時にリミッターが外れた瞬間を見て心臓がじりじりした。足が竦むほどの気合いだったし、圧倒されてぽかんと口開けたまま見てるしかできなかった。完敗でした。
このライヴのせいで、見に行かないライヴがあることが恐怖になった(笑)。次のバンドル(この呼称ものすごく納得がいかない…)ツアー、行く日を迷ってるんだけどこういう日があるからこわい。
2位：『オールスラッシャー感謝祭』'13 夏 一回裏
この公演はこの時点でのDISH//の集大成というか完成形だと思ってます。これでDISH//は次の章にいったんだと思う。初めから見てきてるわけではないので、それが第何章かはわかりませんが、少なくとも私が見てきたこれまでの時間をひとつの章とするならばここで1度DISH//というものは完成したのだと思っている。
これ本当に冗談抜きで最高の構成だった！セットリストだけでも素晴らしくて、そこに違和感なく合わさる寸劇が秀逸だった。すごかった…すごかったよ…。あれがLIVEで行われていたという事実はもっと評価されていい。
この日、始まってすぐに匠海ちゃんが手のひらを前に出した時、ああこの手がなんでもつかむんだなあと思って胸が苦しくなった記憶はきっとずっと引き摺る。
3位：「I Can Hear」発売記念『ソロ曲争奪！〜ぼくらの約２ヶ月間戦争〜』＠渋谷VUENOS
個人的に「DISH//伝説のライヴ」というものがあるとしたらそれはこの日だと思ってます。
次々に曲が披露されていって、本人たちはひとことも話さなくて、まさか、と思った時の高揚感はちょっと言葉で表せない。
この日の前の週に新三郷でリリイベがあって、その日の途中で踊らにゃ〜からTENKOUSEIを続けてやった時にすごいわくわくしたんだよね。ああ私これが見たかった！って思って。そこからヴエノスにつながった時の速度には夢があった。
この日の2部の匠海ちゃんもすごかったなあ。ただただ剥き出しで、あんな姿見ていいんだなって思うと泣きたくなってアンコール中もずっと泣いてた記憶。
匠海ちゃんがDISH//でほんとよかった。
4位：日本縦断はじめましての旅『DISH//と申します』＠鹿児島オプシアミスミ
この日のDISH//は今まで見た中でいちばんお互いの距離が近かったなあって思う。物理的な意味ではなく(笑)。乗り越えてきた人特有のたくましくなった背中に泣かされました。あの日のゴールテープがスタートラインだと思ってるよ。
5位：サンタも皿もBIGり!!2周年記念パーリナイッ☆＠Zepp TOKYO
最高も不満も両方あったライヴで、1日の中で本当にたくさんのことを考えたし感じました。途中で冷静になっていく自分に気づいて、もう私のような勝手に考え込む人間はこの現場にいるべきじゃないんじゃないかとか余計なことまで考える時間があったくらいなんですが(笑)。いろいろ感じたことを抱えて見た恵比寿物語での匠海ちゃんの表情が答えだったし、I Can Hearのまっすぐなまっすぐな音が欲しかったものだった。全部ひっくるめてDISH//がわたしのナンバーワンなんだ。
♪
ベストパフォーマンス部門♪
1位：I Can Hear／＠Zepp TOKYO
言葉にできない。聴けて嬉しかった。
2位：恵比寿物語／『オールスラッシャー感謝祭』'13 夏 一回表
1部で夕焼けの映像をバックに歌う匠海ちゃんの立ち姿と、まっすぐ響く声は、この世界で最も美しい魔法がここにあると思わせる力がありました。わたし結構よく泣くタイプなんですが、この日ほど泣いたことはありません。泣かないように口を結んで上を向いてたんだけど、あとからあとから涙があふれて自分の涙で溺れてしまうかと思った。
ああこの空間ぜんぶ好きに使っていいよって言われた時この人はこんなにも等身大の歌を歌うことができるしこんなにも透明に響かせることができるんだなあって思って、切実に、痛いくらい切実に、彼らの夢を後押ししたいって思いました。
3位：I Can Hear／＠名古屋CLUB QUATTRO
君を感じてたい！の時に両手で前を指差したあと、その両手を後ろに振ったんだけど、あの時の飛び散る汗とか吹っ飛びそうなほどに振り切った腕とか、生命の生々しさをぼろぼろに溢れさせてる匠海ちゃん綺麗だったなあ。
4位：恵比寿物語／＠梅田CLUB QUATTRO
今まで聴いた中でいちばん透き通って響いた恵比寿物語です。泣くしかなかったな〜。ステージの上で4人が歩きながら歌った時の光景がどれほど幻想的だったか本人たちに見せたいくらい。
5位：東京バイブレーション／＠横浜コスモワールド
ライヴも特典会もすべて終了したあと、みんながまとめの挨拶を話してたらいきなりトーイが1曲歌おうぜ！って言い出して(笑)。もう機材もほとんど仕舞ってたからギターとかも準備する暇がなくて、1本のマイクを全員で使いまわして東京バイブレーションを歌ったんだけどこれが本当に！！！死ぬほど楽しかった！！！！！！！この時の高揚感さいこーだったなあ。
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こうやって書いてると5つなんて全然足りないな。記憶に残ってる瞬間ってもっといっぱいあって。本当にいろんなことを感じさせてくれた1年なんだなあって実感しました。
書いてないけどえびだんざらいぶも最高に楽しかったし、ラゾーナで龍二がみんなに宛てて読んだ手紙も忘れられない。インディーズラストライヴの川口で見たイッツも泣けたし、台湾も楽しかった。
初めてDISH//を見た日、ヴィーナスフォートの教会広場で扉が開いて光の中からシルエットのDISH//が出てくるっていう演出があったんだよね。あれを見たときにはこんな風に自分が毎日DISH//を見て笑ったりDISH//を想って泣いたりする日がくるなんて思ってなかった。
どうせすぐ飽きる、って思ってたのは私の願望でもあったんですよね。だってバンドを本気で応援するのってリスキーで怖い。いつまで続くかわからないものに自分が心を預けすぎるのが怖くて仕方がなくて。
でも、知れば知るほどDISH//には無限の可能性があるし、見れば見るほど同じ思いを抱えて進んでくれるところが頼もしいと思って自然と恐怖はなくなっていきました。
不安がないって言ったら、嘘になっちゃうけど。えびだんざらいぶだって、楽しかったけど最高に楽しかったけどDISH//のこれからを本気で考えたしどう応援するのが正解なのかめちゃくちゃ悩みました。
でも、誰を見ててもその時のことしか考えてなかった私がそういう風に誰かの未来を真剣に望んでることが今はただただ嬉しいんだよね。夢だけど、夢だけじゃないから、いつだって現実がちゃんとある。
今の匠海ちゃん見てると不安に思うことも本当に多くて、自分らしくって自分に言い聞かせてるように見えることがあってたまにすごくせつなくなります。
でも、今やりたいことやれてるかな、楽しいことできてるかなって私が不安になりながら見るの違うと思うから私にできることはDISH//が匠海ちゃんが気持ちよくライヴできるようにその時の光景を肯定していくだけなんだよね。それだって自分ひとりいなくても成り立つしできることなんて全くないのかもしれないけど。でも。
普段言葉や態度に出すことはあまりないけど、匠海ちゃん自身が切実にDISH//っていうものに必要とされたがってるのかなって思うことがあって。必要とされるための努力を惜しまないところを見るたびに、やっぱり匠海はさいこーなんだよ、DISH//のボーカルさいこーなんだよって言いたくなります。DISH//のTAKUMIで在るために頑張ってるところ心から尊敬してる。全てに正面から一生懸命なひと。不器用だけど、まっすぐ。
来年はもっと、匠海ちゃんがやりたいことが叶う1年になればいいなあ。デビューして2年目に入ればこれまで以上に苦しいことだってたくさんあるのかもしれないけど、比例してスラッシャーっていう味方が増えていくはずだからその中で自分と仲間を信じて前だけ向いててほしい。たくみちゃんひとりだけで頑張る必要ないんだよ。
形に残せる美しさには興味がなくて、いつだって見てたいのはステージの中で生きてる匠海ちゃんです。来年はもっともーっと素敵になって、いっぱい幸せにしてね♡
武道館もその先もDISH//の歩む道に、愛と夢だけ持ってついていけたらいいなあって思ってます。
来年もよろしく！
うりゃ！おい(σ・ω・)σ【うぇぶ拍手！】
