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好きな漫画の話をする。
ジャニオタにとっての「3誌」は「duet」「POTATO」「Wink up」。
女児にとっての「3誌」は「なかよし」「りぼん」「ちゃお」。
女の子は幼女のころ“何派”だったかでしばし盛り上がる。なんとわたしは3誌すべてを毎月買ってもらっていた。シングルマザーのひとりっこなので親が寂しい思いをさせている後ろめたさから割と欲しいものは何でも買ってくれていたためである。その中でも圧倒的になかよし派だった。みんな大好きセーラームーンが載っていたし、ふわふわしてかわいい作品が多かった。周りではりぼんが人気だった。なぜかというと天下のママレード・ボーイが連載していたからである。わたしには「天使なんかじゃない」とか「お砂糖缶づめ」はちょっと早かった。
中学生になる頃にはちょっとえっちな話が読みたい気持ちもあり別フレに移行した。周りは花ゆめ派とマーガレット派が多かったと思う。わたしはピーチガールが読みたかったので別フレを読んで、友達の家で恋愛カタログを読んだ。
どうしてこんな話をしたかというと、こちらの記事を読んでわたしの好きな漫画を書きたくなったから。
わたしのオールタイム・ベスト。少女漫画編。
- 作者:武内 直子
- 発売日: 2014/05/28
- メディア: コミック
やまとなでしこ同盟 (講談社コミックスなかよし (823巻))
- 作者:野村 あきこ
- メディア: コミック
共通点がなさそうなラインナップだけど、個人的にこのラインナップにはひとつ共通点があって、「たべもののシーンが記憶に残っている」こと。
リリィ&アールのふしぎなお店に出てきたくらげゼリーのクリームソーダ、コードネームはセーラーVに出てくるばらの形のチョコ、やまとなでしこ同盟に出てくる金魚鉢パフェ、ポケットパークで食べてる棒付きアイス、紅茶王子に出てくるレモントースト、愛はどうだ!でお姉ちゃんが焼いたくるみのケーキ、くじらちゃんが作った大成功カレー。谷川史子作品はおいしそうなごはんがたくさん出てくるから好き。
料理やグルメを扱った漫画はたくさんあるけど、それよりなんだかファンタジーや恋愛のなかにぽんと出てくる食べ物にすごく惹かれる。大筋に関係がない食べ物のことってなんだかずっと覚えている。タカマガハラで魚の干物からだしとって料理つくるシーンとか好きだったなー。
児童書も食べ物の話がやたら好き。
まじょ子シリーズでフルーツポンチの中で泳ぐシーンが好きだったり、グースーピーに出てくるいくら食べても太らないおばけかぼちゃのたねが忘れられなかったり。
まじょ子どんな子ふしぎな子 学年別こどもおはなし劇場・2年生
- 作者:藤 真知子
- 発売日: 1985/12/01
- メディア: 単行本
ぞくぞく村のちびっこおばけグー・スー・ピー (ぞくぞく村のおばけシリーズ)
- 作者:末吉 暁子
- 発売日: 1990/12/01
- メディア: 単行本
あ~あと「キツネのかがみをのぞいてごらん」に出てくるバターたっぷりの焼きりんごがめちゃめちゃおいしそうだったの覚えてる。
- 作者:茂市 久美子
- メディア: 単行本
ぐりとぐらのパンケーキとか、カリオストロの城に出てくるミートボールスパゲティとか、作中に出てくるあれが食べたい!っていう話はよく出てくるけど、わたしがいちばん食べたいのはキツネの焼きりんごなんだよな~。ジブリ作品だったらしずくが食べる鍋焼きうどんがおいしそうだなと思う。
あーおなかすいた。