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ダイヤモンドの中心は、君

飲食店の明日を憂う

今日はお昼にラーメンを食べるべく中野に行った。これで中野の行きたかったラーメン店はあらかた制覇したが、どこもかつての行列店だというのに客入りが本当に悪くおいしさに感動しながら切なくなるばかりだ。空いているのは、みんながきちんと家にいるということだから、正しい、正しいのだけれど。やはり長く続いてほしい。続けることを諦めるお店が、できるだけ少なければいいのだけど。

帰りにはカイルさんのお店でキャロットケーキを買う。帰宅して早速いそいそと取り出したが持ち歩きの間にクリームが少しだれてしまっていて、冷やしたほうがいいだろうか?と悩んだがあまりにも食べたかったのでそのまま食べた。ひとくち食べた瞬間、思わずひとりで「うっま」と声に出してしまった。ふんわりしてるのに弾力も密度もあって、にんじんのほのかな甘さに乗ってるクリームがめちゃめちゃおいしい。本当に微妙なラインで柑橘の酸味が足されている気がする……距離さえ遠くなければ全友達に差し入れしたいし、13年住んだ東京から離れる決断の中で初めて「引っ越したらもうこれが食べられないのか」と思った。驚きのおいしさすぎる…………。

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中野駅から少し歩きますが、ぜひ。

はてブでセフレの漫画が話題になっていた。

最近の作品たちは「男女逆だったらどうか」という感覚が必要とされている感じがあるけれど、その想像を膨らましたらいわゆる「むなくそ」すぎて気分が悪くなった。セフレから脱却して恋人の関係を作りたいと思ったとき、どうしたって「口実」は必要で、それは「周りが……」というようなこともあるだろう。感じ悪いと思うなら断れ。恋人からの誕生日プレゼントが欲しかったと言って「価値高」って言われたら、私だったらどうしようもなく落ち込んじゃうな。わたし程度の、ただ腰がエロいだけの人間は恋人からの誕生日プレゼントを期待しただけで「そこまで自分の価値高いと思ってんの?」と言われるのか。耐えられん。

自分にとっての誰かが大切だと感じたときに、その関係性に名前が欲しくなることは、ある。友人でも、恋人でも、夫婦でも、なんだって。その「枠」に収めることを一度了承したなら、すり合わせが必要な部分もあるけれど、さすがに誕生日をお祝いしてほしい気持ちはわざわざすり合わせが必要なレベルの話じゃないでしょうよ~~~。

朝起きて洗濯物を部屋干ししてラーメンを食べてケーキを食べて、Web漫画にイライラしていたら夕方になっていた、こんな情けないことあっていいんだろうか。

思いのほか早く夏が終わりそうであせる。わたしが東京を去る日まで、まだ行かないでくれよ。